飲食店をやるなら焼肉屋が最強な理由
「飲食店やるなら、何が一番失敗しにくいか」
ちょっと飲食業に興味がある人は、こんなことを考えたことがあるかもしれませんね。
まず大前提として、飲食業はかなりリスクもあるビジネスなので、軽い気持ちではじめるものじゃない。
お金に余裕のある人が、半分娯楽で楽しむもの。人生かけて取り組む、とかすると、コロナみたいな不足の事態がおきたときに詰む。
という前提をおいたうえで。
知り合いのフランチャイズ飲食店経営者に聞いた話。
焼肉屋が最強
なんだそうです。
なぜか?理由を聞いてみると以下4つ。
1.家で作りにくい料理である
2.仕入れで優位性を築くことができる
3.酒の注文が出やすい
4.客に作業を押し付けることができる
順番に解説します。
1は、逆に家で作りやすい料理(カレーとか)だと、どうしても「家で作ったらいくらになるか」が頭によぎるので、プレミアムを取りづらい。
2は、例えばタンなどは家庭では仕入れづらいので、お店でないと食べられないという付加価値がつく。
3は、焼肉といえば濃い味付けなので、ビールやレモンサワーなど、原価の安い酒類による利益が出やすい。
4は、たしかに、焼肉なんて店側の作業は肉を切って多少タレにつける程度。肉を焼くのは客側なので、調理の手間がほとんどかからない。
焼肉屋なんて大抵、キッチンには1人か2人しか立ってないですよね。
「4.客に作業を押し付けることができる」
この観点がおもしろいなーと思いました。
業種は違いますがIKEAとかも同じですよね。あれも冷静に考えるとただの板とネジしか売ってない。組み立てにかかる人件費を負担せず、客に添加している。
これにDIYというエンタメ性を持たせて、うまく売っている。
なるほどなーと思いました。
「お客さんに作業を押し付けられないか」
言い方はちょっと悪いかもですが、自分のビジネスでもこの観点を考えてみてはいかがでしょうか。
「セルフ◯◯」を発明して、エンタメ性を持たせる。これが出来れば儲かりそうですね。
以上終わり!携帯から書いてるので装飾とかなくてすみません。
ではまた!