【個人事業主必見】家賃を経費で落とす方法と具体的な考え方
「家賃が経費に落とせる、って聞いたけど、ホント?」
PC一台で仕事をしているフリーランスまたは副業マンの人は、自宅が仕事場、という人も多いはず。そんな人は、家賃の一部を経費として落とせます。
(客先に出勤している人とかはダメですよ)
これを、家賃の「家事按分」といいます。
家賃のうち、プライベートで使った部分と、仕事で使った部分を切り分けて、仕事で使った部分は事業の経費とみなすことが出来る。
この「家事按分」ですが、じゃあどういう比率で分けたらいいの?と悩む人も多いと聞きます。経理歴15年の自分ならこうします。
・仕事部屋がある人
面積比で按分
仕事部屋の面積 ÷ 家全体の面積
・仕事部屋がない人
面積比と時間比の組み合わせ
リビングの面積 ÷ 家全体の面積 × 8/24時間
※8/24時間=1日24時間のうち、9:00-18:00で仕事する前提(お昼休憩の12:00-13:00を除く)。なお8時間というのは、労働基準法で定められた標準的な(一般的な)労働時間でもあります。
自分は本業で経理やっていて、税務調査ももう4回は経験していますが。
この按分の仕方で税務署から突っ込まれてる人を見たことがないです。
(というかぶっちゃけ税務調査官から教えてもらった)
「面積比」もしくは「時間比」、さらには「面積比と時間比の組み合わせ」、これが按分する際の基本的な考え方になるので、ぜひ覚えておきましょう。
そして、スジが通る按分の仕方にすること。私は家中いつでもどこでも仕事してる!とか言って家賃の全額を経費にするとかはダメですよ。
ちなみに「家賃」ですが、マンション住まいの場合、管理費・共益費なんかも家賃に含まれます。これらは、結局払わないとそこには住めない=仕事が成り立たない、なので、家賃と一体のものと考えられるからですね。
専門用語で、家賃の「付随費用」といいます。
ご参考までに。
今後はこういった経理の基礎みたいな話多めに書くかも。
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ではまた!